いざという時に助かる防災リュックの正しい詰め方【雑学】
皆さんは大災害に備えて防災リュックを用意していますか?
地質調査によると、マグニチュード9を超える「南海トラフ巨大地震」が30年以内に80%の確率で起こると言われています。
防災リュックはそんな災害時に避難所まで逃げ、そこで生活するために必要なものを詰めたものです。
今回は、いざという時に困らない防災リュックの詰め方を見ていきましょう。
まず、用意するべき持ち物を確認していきましょう。
基本となるのは、1本満足バーやインスタント食品などの食料と、500ml のペットボトル1本、毛布やカイロといった防寒具も必要です。
あとは、懐中電灯やラジオ、意外と見落としがちなのが現金です。
特に小銭があると自販機や公衆電話などを利用できるので何かと便利です。
できれば、遊戯王のカードや任天堂スイッチ、ポテチがあれば避難所がこの世の楽園になりますが、遠足に行くわけではないので、軍手やメガネ、常用している薬など持ち物はよく吟味して最低限のものを選びましょう。
さて、リュックの中に入れるものが決まったら次は積み方です。
防災リュックが重すぎて、いざという時に持ち運べないというのは、本末転倒です。
そのため、重いもの上に軽いものを下に入れるのが鉄則です。
登山の世界では、「重たいものを上に入れる」というのは当たり前お話しで、荷物の重心をヘソより上にすることで、重さを感じにくくすることができます。(重心がお腹になる)
つまり、毛布や防寒具、衣類などの比較的軽いものは下に入れ、水などの重いものは上へ詰めるのです。
また、懐中電灯やラジオ、小銭入れなどは取り出しやすいように外側のポケットに入れておきましょう。
さぁこれで防災リュックの準備は整いました。
リュックは避難するときに、持っていきやすいように玄関に置いておくのがベストです。
リュックの近くにヘルメットも置いておくとより一層安全です。
とはいえ、備えが備えのままであることが一番なんですけどね。