ニキビを治す方法【美容】
忌々しいニキビに悩んでいませんか？
そのプクッとできたニキビの中で、何が起こっているのかを知らずに、潰しているという人もいるかもしれません。
しかし、そんなことを繰り返していると、将来後悔してしまうことになるかもしれませんよ。
今回は、ニキビがどうできるのか？そして、治すにはどうすれがいいのかを考えてみましょう。
まずは、ニキビができる過程を説明していきましょう。
ニキビは細菌である、「アクネ菌」、老廃した皮膚のゴミである「角質」、体を異物から守る「白血球」、そして、ドロドロした「皮脂」の4つでできています。
肌の内部には、皮脂腺と呼ばれる小さな袋があり、そこから皮脂を分泌します。
通常、皮脂は、髪や皮膚を覆うことで、乾燥から守り艶のある髪と皮膚へと導く大切なものです。（取りすぎ注意！）
しかし、皮脂は、アクネ菌と呼ばれる細菌の餌でもあるのです。
そのため、大量の皮脂によって毛穴が詰まりやすくなる思春期に、ニキビができやすくなります。
皮脂の詰まった毛穴は、アクネ菌にとっては最高のごちそうで、アクネ菌はどんどん皮脂を食べて増殖していきます。
すると、体内で細菌が増殖していくため、体はこれを緊急事態だと捉え、大量のアクネ菌の群れと闘うため白血球を要請します。
そして、白血球とアクネ菌の聖戦が始まります。
この闘いによって、肌の表面が炎症し荒れ始めます。
結果、毛穴がこじれて、プクッと化膿したニキビが表面上に現れるのです。
つまり、あの黄色いプクッとしたものは、アクネ菌と白血球の戦った後の残骸です。
このようなニキビを見つけると潰したくなってしまいますが、潰すと、指についていたバクテリア（汚れゴミ等）がニキビの傷口から入り込んで、第二次世界対戦に勃発する可能性があります。
また、ニキビ跡の原因にもなるので、やめておいたほうがいいでしょう。
さてそれでは、ニキビを治すためにはどうすればいいのかですが、説明した通り、洗顔でアクネ菌の餌である皮脂をキレイに洗い流すことが大切です。
ただし、過剰に洗いすぎると乾燥するので注意してくださいね。（人による1日１～3回）
そして、顔に触らないことです。
何かと、顔に手を触れるクセのある人もいますが、その度に、あなたの指の汚れが顔に付着しアクネ菌の餌を増やし、増殖させてしまっています。
あとは、ストレスをためないことや、規則的な睡眠、栄養豊富な食事も大切ですが、あなたがどれだけ努力をしてもニキビに悩まされることもあるはずです。
なぜなら、最もニキビに関係があるのは遺伝子とホルモンだからです。
洗顔なんてしていないのにも関わらず、肌がきれいな人がいるのも事実です。
虚しいですよね。
でも、これが人生です。
どれだけ一生懸命洗顔をしてもニキビができることもあるでしょう。
その度に、涙で枕を濡らし、なんであいつはニキビができないのに自分だけ・・と落胆することもあるでしょう。
ニキビは、社会の・・・いや人生の厳しさを教えてくれているのです。
多少のニキビがあっても負けずに、勇気をもって行動し続けてください。
ニキビに負けない強い人になってください。
