成功者に友達が少ない理由とは?【雑学】
あなたには、友達が何人いますか?
ある研究によると、1人や2人・・・もしくは友達が全くいない人の方が、高い知能を持っている傾向にあることがわかっています。
今回は、なぜ成功者は友達が少ないのか?を解説します。
ロンドンの進化心理学者「サトシ・カナザワ」は、1万5000人の様々なIQレベルを持つ人たちを対象に、幸福度と孤独の関係性を探りました。
すると、知能レベルが低い人たちは、たくさんの人と過ごす時に高い幸福感を得ていることが分かりました。
一方、知能レベルが高い人たちは、全くの反対で、友人との交流が頻繁になるほど、生活満足度が低くなり、一人の時により高い幸福感を得ていたのですね。
わかりやすい例として、ブライアン・メイやライト兄弟、アイザック・ニュートンなどの天才たちがあげられます。
彼らは、重力を見つけ、飛行機を作り、微分・積分を生み出し、大きな功績を残しました。
しかし、彼らはコミュ障だったのです。
彼らは孤独を愛し、交友関係を持たず、知人から距離を保ち、童貞のまま死んだと言われています。
こんな話を聞くと、賢くなくてもいいから卒業したいと思う人がいるかもしれませんね。
ヘミングウェイは「知的な人々の中に幸福を見いだすことは滅多にない。」という名言を残しています。
知能の高い人は少数であるため、人の輪の中で取り残され、孤立してしまい、社会性を十分発達させないまま、ストレスを抱える大人になる可能性があることがわかっています。
いわゆるIQの高い犯罪者などがそれです。
これは、私たち人間の進化の歴史を見ても分かります。
私たちの先祖は能力の高い人は、ひとりでも苦難を乗り越えられるので、人間関係を重要視していませんでした。
しかし、それも昔の話です。
現代では、賢い人たちが、大都市に移り住んで、多くの人の中で、成功と充実を得ています。
どれだけ高い知能を持っていたとしても、それをうまく活用する方法や、他人の助けがなければ、能力を発揮することは難しいでしょう。