秋の人生相談室

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もしも1週間寝なかったらどうなるのか?【雑学】

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子供の頃、徹夜でゲームをしたり、徹夜で勉強をしたりしませんでしたか?

 

意気揚々と挑んだのにも関わらず、朝方には、ゲームの主人公よりも疲れ果ててしまい、勉強も、なかなかはかどらずに終わった、という人もいるはずです。


では、徹夜明けにもかかわらず、起き続けると一体何が起こるのでしょうか?


今回は、1週間寝なかったらどうなるのかを解説します。

 

 

 

 

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徹夜明けというのは、なんだかだるくて、目がしょぼしょぼしますよね。


研究によると、血圧も上昇し、少しのことでイライラしやすくなることがわかっています。


でも、疲れているのは身体だけではありません。


17時間以上起きていると、脳は疲れ果て、血中アルコール濃度が0.05%になり、軽く酔っ払ったような状態になることがわかっています。


実際に、ある実験では、飲酒運転よりも、睡眠不足で運転する方が、運転ミスが多いことも分かっています。


まぁほとんどの人は、ここで寝ますし、これ以上の研究データが少ないのが現状です。


それでも寝ない人となると、重度の不眠症患者か、ネトゲ廃人か、もしくは不眠記録にチャレンジする人くらいしかいません。


順々に見ていきましょう。


廃人ゲーマーで言うと、2002年にある韓国人男性が、86時間ぶっ続けで眠らずにゲームに没頭して死亡しました。


彼は、トイレに行く時とタバコを買う時以外は、ずっと画面を見続け、激しい疲労で、意識を失って倒れたそうです。


では人間は3日間起き続けると死ぬのか?

 

ということになりますが、彼の死因は、長時間ゲーム集中しすぎて同じ姿勢でいることだったので、少しレアケースかもしれませんね。


次に、不眠記録を見ていきましょう。


世界で最も長く起きているのは、ランディ・ガードナーという、当時サン・ディエゴ在住の高校生で、その記録は、約11日間、時間にして264時間12分ずっと起き続けました。


ランディくんが、この大変な挑戦をするきっかけになったのは、冬休みの自由研究で、どれだけ起き続けられるのかと、疑問に思ったことがきっかけでした。


何も知らない柱、いや実践者に興味を示した、スタンフォード大学の睡眠研究者ウィリアム博士が立ち会うことで、実験は始まりました。


1日目を難なくクリアしたランディくんでしたが、2日目に急激な眠気と倦怠感を感じ目の焦点が合わなくなりました。


4日目には、イライラしたり、落ち込んだり、自分が有名プロスポーツ選手であるという妄想をし始め、6日目には幻覚を見始めます。


9日目には、視力低下や被害妄想だけでなく、話が出来なくなり、指は増え、無表情になり、眼球の左右バラバラに動くようになりました。


11日目には、極度の記憶障害が生じたそうです。


その後、ランディくんは実験をやめたそうですが、なんと実験後、12時間寝ると何の変調もなく回復したそうです。


ということで、1週間続けると体調めっちゃ悪くなる。

 

あと姿勢を変えないと、ワンチャン死ぬ。

 

ということで決定です。


楽しみのゲームソフトが出たときにでも、徹夜で起き続けてみるのも、ある意味面白いかもしれませんね。


あでも姿勢は変えてくださいね。

 

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